よるがこわい

ふつふつと沸き出る言葉達

あのころ

小学5、6年生って子供だけど子供扱いされるのが嫌になって、大人の真似したりザ思春期って感じで面倒臭い。でも一番希望に溢れている時期でもある気がする。私がそうだったから。当時は無駄に中学生や高校生に憧れを抱いていた、私も小学校という環境から出たらきっと何かが変わるだろうとか、私の人生はきっと中学生から始まるんだみたいな何の根拠もないけど莫大な希望を抱いていた。でも結局中学生になっても高校生になっても、私の根本は何一つ変わらなかったし、寧ろ歳を重ねるごとに過去の思い出に浸ったりしてあの頃は良かったなと考えることばかりになった。希望に溢れていたあの頃に戻りたい。そんな事をふと考える土曜の夜。